今日は避難訓練の後に、煙体験をしました。
御池青少年自然の家の方が来られ、ホールに全長10メートルの煙体験ハウスを設置し、火事が起こった時、建物の中はどんな様子なのか体験しました。
煙体験の前に、地震を想定しての避難訓練をし、子ども達は防災ずきんをかぶって、ホールに避難しました。
全クラス、落ち着いて避難ができ、先生の話もしっかり聞くことができました。
地震が発生した後に、火災が起こることもあると伝え、煙体験へと移行しました。
煙体験ハウスに入る前に、建物の中で火事が起こった時はどうすればいいのか、どんな風に煙の中を歩けばいいのか等、御池青少年自然の家の方がお話してくれました。
お話が終わり、いよいよハウスの中へ… 年長さんから順番に並んで入りました。
ハウスの中は煙で充満し、中に入れば入るほど、すぐ前のお友だちも見えないくらい真っ白で、どこに歩いていけばいいのかわからなくなりました。無害な煙ですが、鼻と口をハンカチで覆っていても少し息苦しさを感じ、大人でも少し怖さを感じました。
怖くなったり、どこに行けばいいかわからなくなった時は、大きな声で助けを呼んでね、と伝えていたので、
方向が分からなくなった時に、年長さんは「先生助けてください!」と大きな声で助けを呼ぶことができました。
また、煙の中はかがんで進むことを伝えていたので、みんな上手にかがんで進むことができました。
出口から出てくると、みんなほっとした表情。
2才児から年長までの園児が体験しましたが、泣いたり、パニックになったりするお友だちはおらず、落ち着いていました。
でも、今回の体験で火事の怖さを実感したと思います。
これを機会に、子どもたちが避難訓練の大切さや、火遊びなどの危ないことをしないなど、防災についても意識を向けてほしいと思います。