今日の地震は大きかったですね。
震度3くらいでは揺れを感じさせない頑丈な園舎ですが、さすがに震度5では大きく揺れました。
先日、地震の避難訓練をしたばかりですが、本番がこんなにすぐやってくるとは思ってませんでした。やはり、災害は突然やってくるものだ、ということを再認識した朝でした。
発生時刻が9時前という登園途中の園児がいたり出勤直後の職員が始業開始の準備をしていたり、という時間帯。
訓練時とは状況が色々と違っていましたが、短い時間で素早く机の下に潜り込み、先生の指示に従って防災ずきんを被って避難できていました。
訓練時の経験がすぐ生かせたという点では、今回の地震、何も被害がなかったから言えることですが、とても貴重な経験でした。ただ、実際は余震の可能性、避難先から園舎に戻らせる判断、色々と考えないといけないなと思いました。
とりあえず、今日は被害がなくてよかったです。これが大きな地震の前震でないことを願います。
時計表示が5〜6分ほどずれていますが、地震直後の保育室の様子です。
遊んでいたカードが投げ捨てられています。ほんとに被害が何もなくてよかったです。
当時はクラス保育が始まる直前の合同保育の時間だったため3歳以上の子供が1クラス、それ以下が1クラスに集まっていました。職員人数が少ない時間帯でも安全に見守りができるように子供を集めて保育していたことが功を奏しました。受け入れ担当や始業準備中で部屋にいなかった先生たちも走ってきて、子供達を次々に机の下に入れたり、防災ずきんを運んできたり、放送で避難誘導をしたり。
自分が今できること、やるべきことをすぐに行動にうつしてくれました。園内の地震警報が大音量で鳴り響く中、怖かったと思いますが、上のクラスで泣く子はいなかったようです。(大きな地震警報の電波を察知すると園内3つの警報機から地震速報とラジオの地震に関する情報が自動でながれます)
避難の際は保護者の方で一緒に避難してくださった方もいらっしゃいました。忙しい時間帯だったと思いますが、訓練ではなく本番の避難でしたから、その対応はありがたかったです。
今回は大きな余震も続かなかったため通常保育に移行しました。
いつかは行いたいと思っている、保護者への園児の引き渡し訓練。
もっと大きな地震だったら、携帯の電波が途切れたら。。
皆さんもどう動くべきか考えていただけるとありがたいです。